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質問に答えます「突然走り出す犬をどうにかしたい」

posted : 2017.03.15category : 生活 / by : 鈴木 聡

質問に答えます「突然走り出す犬をどうにかしたい」

質問

今回、いただいた質問はこちらです。

「アトム母母」 様 からです。

MIX・雌・8~9歳(推定年齢)を1年程前に、縁を感じ保健所から譲受ました。

人が大好きで、素直な可愛いわんちゃんです。

ただ、色々な物や人に興味がありすぎるのか、お散歩中、突然走り出し、私の足がもつれ、何度が転倒しました。

先日も突然走り出し、私は体調が良く無かった為、転んで手や膝の皮が剥け、日常生活が不便な状態です。(水仕事が困難・膝が曲げにくく、床につけない等・・・)

又、反対側を歩いている人の方に、車が来ていようがお構いなしに走って行きます。

(咬まない事以外は、躾はされていません)

私も、犬を飼うのは初めてなので、躾の方法やコツが分かりません。

私に何かあった時に面倒見てくれる人がいない為、これ以上転ぶのを避けたいところです。

躾の方法を教えて頂けると助かります。

どうかよろしくお願いします<(_ _)>


飼い主さんへのメッセージ

このたびは質問をいただきありがとうございます。

質問に答えさせていただく前にお伝えしたいことが御座います。

先ず、転倒して怪我をされたとのことでお見舞い申し上げます。

日常生活に支障が出る程ということで大変かと思います。

まず大切にすべきなのは飼い主さんの体です。飼い主さんも危惧されているようにさらに怪我を負って、飼えなくなれば保健所に戻らないといけなくなるかもしれません。

犬には最低限の運動は必要ですが、飼い主さんの健康も大切です。

これから先、体調が優れないときや怪我が痛むときには散歩を休む選択肢があってもいいと思います。

決して無理をしないようにしてください。

では問題解決に入ります。

今回は飼い主さんの改善点とワンちゃんの改善点と改善方法を書かせていただきます。

少しでも役に立ち楽しいドッグライフを送れることをお祈りいたします。


飼主さんの改善点

先ずは飼い主さんへの改善点です。

犬の問題行動を改善するための一番の近道は飼い主さんの改善です。

飼主さんが変わればワンちゃんも必ず変わります。

改善点①

「散歩中、周りを見れるようになりましょう」

散歩中に自分のワンちゃんだけ見ていないでしょうか?どうしても自分の犬が引っ張り癖が強かったりすると自分の犬のことで精一杯になりがちです。

しかし転倒した時は突然走り出した時で、力を入れるのが間に合わなかった時ではないでしょうか?自分の犬ばかり見ていれば周りの状況が把握しずらくなるために、犬の予測が付きにくく対処が遅れてしまいます。だからこそ周りをしっかりと確認して、環境の変化(近づいてくる犬や人、車など)いち早く気づいてください。

そうすれば犬の行動も把握しやすくなり、引っ張ることは防げないかもしれませんが転倒は防げるのではないでしょうか?

どうしても自分の犬を見ていないと心配というようであれば、河川敷など広いエリアに行って周りを見る練習をしてみてください。

改善点②

「人に触れさせるときには必ずけじめを」

人が大好きだからと言って、犬が勝手に人に近づこうとすることはやめさせましょう。

どうしても自分の犬が人が好きだとわかると交流させたくもなりますし、可愛がってほしいとも思います。

しかし、人に近づくときに思いっきりリードを引っ張り、へぇへぇ言わせながら近づけていませんか?

これはよくありません。

時には「引っ張るな」、時には「犬好きの人に近づくのだから引っ張てもいい」では犬は混乱してしまいます。

人や犬との交流はとても大切なのでさせても構いませんが、させる前にしっかりとけじめを付けさせましょう。

他の人や犬の前で止まりスワレをさせてアイコンタクト(飼い主さんを注目)をとるか、スワレが難しいければアイコンタクトだけでも構いません。そうやって一回一回けじめを付けることで犬が勝手に判断して走り出すということが少なくなると思います。


犬の改善点と改善法

このワンちゃんの改善点は何といっても強い引っ張り癖です。

人に対してフレンドリーであることは良いことですが、飼い主さんを引っ張ってまで近づくことは感心できませんし、転倒するほどの急な走り出しは犬だけでなく飼主さんも危険に晒してしまいます。しっかりと改善していきましょう。

改善方法

まずは広い場所にいきましょう。河川敷や公園などはじめは人の少ない場所での練習した方がやりやすいと思います。決して最初からいつもの散歩コースで行わないように下さい。

出来たら長めのリード(3mぐらい)を首輪につけます。首輪は練習の時には少しきつめにして下さい。(後引きにより逸走防止です。ハーフチョークなどのトレーニング用の首輪を利用してもよいでしょう。)

首輪とリードを付けたら、リードを両手でしっかりと保持してください。その状態で歩きます。犬が前に行くようであればUターンして歩き続けます。犬が強く引っ張るときにも引っ張り返そうとはせずにUターンして歩き続けることを心がけてください。この時点では褒めるでも叱るでもなく声はかけずに淡々と行ってください。続けていくと褒めポイント現れてきます。褒めポイントは犬が飼主さんの動きに合わせようとした時です。動きに合わせようとしたときに褒めてトリーツ(ご褒美)などを与えてください。

これを繰り返して、飼い主さんの動きに犬が合わせるようになってきたら、場所を変えてまた練習します。はじめは人の少ないところで、次に人が少し通るところでなど誘惑の多い環境でも動きに合わせるように練習していきましょう。

大切なことは犬の動きに合わせることなく、飼い主さん自身が動きたいように動くことです。犬が飼い主さんの動きに合わせられるようになれば、少しずつ良くなっていくと思います。

根気強く頑張ってください。


最後に

質問に対する答えは以上になります。

今回「引っ張り癖」に対する答えをさせて頂きました。

文章による回答にも限界が御座います。

自分で頑張ってしつけを行うことも大事ですが、専門家の意見を取り入れる事もとても大切です。もしアトム母母様の近くにドッグスクールなどがあれば、一度見てもらうだけでも良いヒントが見つかるかもしれません。

前述したとおり、あまり無理をせずにコツコツを頑張ってください。


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